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2020.10.22
夏の暑さもおさまり、秋らしくなってきました。さわやかに吹く風が秋の深まりを知らせてくれます。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもあるので、手洗い・うがいや衣服の調整などをして、かぜを予防しましょう。
今月は、溶連菌感染症です。
溶連菌(ようれんきん)感染症とは、溶血性連鎖球菌という細菌による感染症で、喉の痛みを伴う咽頭炎の2割程度がこの菌が原因と言われています。5~10歳くらいまでの子どもがかかりやすく、発熱で気付かれることが多く、咳やくしゃみなどでうつります。
2~5日の潜伏期間の後、喉の痛みや、扁桃腺が腫れる症状から始まり、頭痛、体のだるさなど、かぜの症状と同時に38~39℃の高熱が出ます。発熱から2~3日経つと、首や胸、手首、足首に粟粒状の発疹が現れて強いかゆみを伴い、やがて全身に広がります。同時に、舌にイチゴ状の小さくて赤いブツブツとした発疹が現れます。
溶連菌感染症と診断されたら、抗生物質を10日から2週間程度服用します。早い時期から服用する程、治療効果があると言われています。発症から5日程度経つと、熱も下がり、発疹や喉の痛みも治まります。予防には、手洗い・うがいが基本です。
熱がある時は、水分補給を十分に行いましょう。また、喉の痛みがあるため、熱い物や刺激物、柑橘系の果物は避けましょう。回復後、まれに急性腎炎やリウマチ熱にかかることがあります。症状が消えても、医師の指示があるまでは、薬の服用をやめないようにしましょう。
秋風に注意
秋は気温差が激しいため、かぜに引きやすくなります。ご家庭では背中を触るなどして確認し、汗をかいているようなら衣服を取り替えてあげましょう。また、手洗い・うがいをこまめに行う習慣を付け、規則正しい生活でウィルスを寄せ付けないようにしましょう。
目の日
10月10日は目の日でした。目に良いとされている食べ物を紹介します
●目によい栄養 ABC●
ビタミンA→目の粘膜を強くする
(にんじん・ほうれんそう・かぼちゃなどの緑黄色野菜)
ビタミンB群→目の神経の働きを助ける
(B、豚肉・サバ・玄米・レンコン B2レバー・納豆・卵・のり)
ビタミンC→目の健康を保つ
(柿・小松菜・ブロッコリー・じゃがいも・さつまいも・大根)
涙の役割
涙には、様々な役割があり、瞬きによって出てきます。
〇目の表裏(角膜)の乾燥を防ぎ、傷の治りを早める。
〇細菌やアレルギー物質を洗い流す。
〇目の表面に酸素や栄養を運ぶ。