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2021.02.16
暦のうえでは春ですが、気温が低く乾燥した日が続いています。感染症もまだまだ流行っているので、手洗い・うがいをしっかり行い、予防に努めましょう。
今月は、『流行性耳下腺炎』について・・・
おたふくかぜ
潜伏期間
耳の下が腫れる3日前から、腫れ出して4日間は感染力が強いと言われ、咳やくしゃみ、接触で感染します。耳の下が腫れている間は人にうつす可能性があります。
症状
耳の下や頬の後ろあたりが腫れ始め、38℃~39℃の熱が出ます。幼児の場合、顔が普段よりむくんでいる程度で、はっきりした症状が出ないことが多いのですが、痛みで食事を嫌がるようなら感染を疑ってみましょう。片方だけ腫れる子もいれば、あごの下まで腫れる子もいます。腫れや痛みは発症して3日目頃が最大となり、腫れが引くまでの期間は個人差があります。
注意点
発症し、腫れによる痛みがある場合は、必ず受診しましょう。おたふくかぜの診断を受けたら、早めに園に連絡し、腫れが引くまでは登園を控えましょう。生涯免疫ができるため、二度の感染はほとんどありませんが、まだかかっていない兄弟への感染の可能性は高くなります。1歳を過ぎたらできるだけ早くワクチン接種を受けておきましょう。
お家でのケア
腫れているところは冷却シートなどで冷やしましょう。また、耳の下が腫れている間は、あごを動かすと痛みます。食事は、かまずに流し入れることができる消化のよい物(スープ、ヨーグルトなど)を与え、酸味のある物や刺激物は痛むので避けましょう。
嘔吐下痢症
嘔吐下痢症(おうとげりしょう)は、突然吐き出したり、激しい下痢を1日に何度も繰り返したりします。特に乳幼児がかかりやすく、脱水症状からひきつけを起こすなど、重症化することがあります。激しくぐずる、一日中ぐったりと寝ている、唇や口の中が乾いている、おしっこの量が減っているなどの症状が見られたら、すぐに医師にかかりましょう。タオルやハンカチなどの共有を避け、手洗い・うがいをこまめに行うことが感染予防につながります。