【保育時間】月〜金曜日:7:00〜18:00 / 土曜日:7:30〜18:30
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2022.08.17
夏ならではの遊びを満喫している子どもたち。たくさん体を動かした後は、モリモリご飯を食べて、しっかりと睡眠をとりましょう。体調やけがに気を付けながら、楽しい夏の思い出をつくっていきましょう。
今月は、「とびひ」について・・・
とびひ(伝染性膿痂疹)とは、黄色ブドウ球菌などの細菌に感染することで、皮膚に赤みのある水疱がたくさんできる病気です。かゆみが強いことが多いのが特徴で、水疱を搔きむしると菌が手について、さらにまわりに水疱が広がっていきます。
予防対策
まずは、皮膚を傷つけないことを日頃から意識することが大切です。そのために爪を短く切っておくことをおすすめします。
さらに、常在菌がひそむ鼻の穴や周囲をよく触るくせを控える、原因となる細菌を減らすために皮膚を清潔に保つなどが大事になってきます。
それでも患部が出てきてしまったら、石鹸をよく泡立ててやさしく洗い、シャワーでしっかり洗い流します。そして、ガーゼなどで覆って、引っかくなどして体の他の部位に症状が広がらないようにし、患部を清潔に保つことが第一です。
治癒するまでは入浴を控えてシャワーに変えることをおすすめします。洗濯に関しては一緒に洗っても問題はありません。
虫刺され
虫刺されも、植物かぶれも、まずは絶対にかかないことが大切です。かいてしまうと傷から菌が入り悪化することや、とびひになることもあります。かき続けることで治りも悪くなってしまうので、十分に気を付けましょう。
☆蚊☆
子どもの場合、蚊に刺される免疫が少ないため、水ぶくれができることもあります。刺されたら患部を洗い、30分以内に炎症をとる薬を塗ると、症状が軽くて済みます。
☆毛虫☆
毛虫の毛が皮膚に刺さって炎症を起こした場合は、患部にセロハンテープなどを貼ってはがすと毛が取れるため軽症で済むことがあります。また、直接触らなくても毛が皮膚に触るだけで強い皮膚炎を起こすこともあります。
☆ダニ☆
市販の虫刺され用の薬で効果があります。人によってはアレルギーなどで、全身に発疹が広がったり、ぜんそくや皮膚炎を起こす場合もあるので、その場合は受診しましょう。
☆ムカデ・ハチ☆
刺されるとすぐに強い痛みが出ます。腫れが強い場合は受診しましょう。以前にも同じ虫に刺されたことがあり、気分が悪い、息苦しいなどの場合にはアナフィラキシーショックの可能性があるので、早急に受診しましょう。