7月のほけんだより|厚木市の保育園、病児保育室

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さつきだより

7月のほけんだより

2023.07.18

プール遊びや水遊びが始まり、子どもたちの楽しそうな声が響き渡っています。水に触れることで皮膚を丈夫にし、心肺機能も高めます。また、体を動かすことで気持ちも開放的になることができます。水遊びを通して、心も身体も鍛えていきましょう。

 

〇熱中症〇

熱中症は、日射病、熱射病などの総称です。日射病は、戸外で強い直接日光にさらされることが原因で、熱射病は室内でも気温の高い場所に長時間いたために起こることが原因です。

・熱中症の症状

日射病・・・顔は赤く、呼吸が荒くなります。皮膚感覚は熱く、体温が上がっても汗が出ず、めまい・頭痛・吐き気などを伴います。

熱射病・・・顔は青白く、大量の汗をかきます。皮膚感覚は冷たく、めまい・吐き気を伴います。

 

〇なぜ子どもは熱中症になりやすいの?

子どもは体温調節がうまくできず、温度変化の影響を受けやすい、また衣服の着脱も水分補給も一人で行うのが難しいため、容易にかかりやすいのです。

車や家の中でも熱中症になります。特に車中では、気温が高くなくても高温になるので、子どもを一人にするのは絶対に避けましょう。

 

予防のポイント

・日中は帽子をかぶって外出をしましょう。日除けのあるベビーカーも照り返しで暑くなるので、散歩はできるだけ短時間で切り上げましょう。

・炎天下での遊びは、長時間に及ばないよう注意しましょう。海やプールなどの水辺でも、30分毎に日陰で休息をとるようにしましょう。

・肩まで隠れる、吸湿性、吸水性に優れた衣服を選びましょう。

・水分補給は、電解質の入っている経口補水液などの飲み物を与えましょう。

 

☆水分補給☆

大人の体は7割近くが水分です。乳幼児はさらにその割合が増え、生まれたばかりの乳児だと、なんと8割近くになります。その分、失われる水分量も多く、こまめな水分補給が必要になります。

 

Q&A

Q。いつ飲ませればいいの?

A.起床時、就寝前、運動の前後、入浴前後など、汗をかく前と後に飲ませるのがよいでしょう。

Q.どのくらいの量がよい?

A.一度に大量を与えるのは避け、コップ1杯程度の量をこまめに与えましょう。

Q.何を飲ませればよい?

A.病気にかかっていなければ白湯や麦茶などがよいでしょう。糖分の多いジュースや、消化に時間のかかる牛乳、硬度の高い

ミネラルウォーターは、水分補給という点ではあまり適しません。失われた電解質を補充する時は、経口補水液が役立ちま

す。

 

☆ベビーカーの注意点

ベビーカーに乗っている子どもは地面に近い位置にいるので、体感温度は大人より2~3℃高いと言われています。散歩をする時は、涼しい時間帯を選び、照り返しの少ない土の路面にしましょう。日除けの屋根が付いていても、夏場は30分以内に留め、子どもの様子を時々チェックしながら、脱水症状を起こさないよう、水分補給はこまめに行いましょう。

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