9月のほけんだより｜厚木市の保育園、病児保育室

まだまだ残暑が続きますが、幾分過ごしやすい日が増えてきました。

元気いっぱい夏を過ごした子どもたち。夏の疲れが出やすくなる時期なので、ゆっくりお風呂に入り、たっぷり睡眠をとるなどして、体調を崩さないように気を付けましょう。

 

〇RSウイルス感染症

RSウイルス感染症とは、RSウイルス感染による呼吸器の感染症です。2歳までにほとんどのお子さんが1度はかかるウイルスです。感染した人の咳や鼻汁からウイルスに感染したり、手についたウイルスが口や眼に入って感染します。

・症状

発熱や鼻汁など軽い風邪のような症状です。しかし、乳児期早期(生後数週間から数か月)に感染すると、肺炎など重症化するおそれがあります。RSウイルスは生涯にわたって感染を繰り返します。年長児や大人が感染すると、風邪のような症状のみであり、RSウイルス感染症であると気づかれない場合が多いです。

・予防

●こまめに手洗い、うがいをする

●歯磨きや入浴など身体の清潔を保つ

●咳などの呼吸器症状がある場合は、マスクを着用する

●乳幼児が触れるおもちゃ、手すりなどは、アルコールで消毒する

●部屋の室温と加湿(湿度50から60%)に留意し、換気を1時間に1回程度行う

 

☆救急の日

ご家庭に救急箱はありますか？お子さまがケガをしたり、具合が悪くなった時にすぐに使えるように準備をしておきましょう。

●中身を点検しておきましょう(薬、ガーゼ、テープ、爪切り、脱脂綿、綿棒、包帯、はさみは入れておくと便利です)

●薬の使用期限は1年に1度は確認しましょう

●消耗品は使ったら買い足しておきましょう