5月のほけんだより｜厚木市の保育園、病児保育室

さわやかな5月、園生活にも慣れてきた子どもたちが、こいのぼりに負けないくらいに元気良く走り回っていました。運動をするにはとてもよい時期です。積極的に外で遊び、健康な体づくりを行いましょう。

 

★ペルパンギーナ

●症状：夏によくかかる、ウイルス性の夏かぜの一種です。喉の痛みを伴う、39℃以上の高熱が2～4日間続きます。喉の奥が赤くなり、小さな水疱や、かいようが見られるのがこの病気の特徴です。下痢や嘔吐などの症状が出ることもあります。

 

●家庭での処置

高熱が出るため、脱水症状や熱性けいれんを起こすこともあります。

熱性けいれんの既往がなければ解熱剤で一時的に熱を下げてもよいでしょう。水分補給をしっかりと行う事も大切です。嘔吐が見られたり、食欲が著しく低下しているようなら、医療機関を速やかに受診しましょう。感染力はそれほど強くなく、1～4日で熱は治ります。

【子どもの5月病】

年度が変わって新生活になり、そのストレスで何らかの症状が出ることを5月病といいますが、近年子どもの5月病が増加傾向にあります。

《対処法》

①　普段から子どもの気持ちに寄り添ったコミュニケーションをしましょう。

②　こまめにスキンシップをとることで、子どものちょっとした変化にも気づきやすくなります。

③　規則正しい生活を心がけましょう。

④　身体を動かし汗をかくことによって、ストレスも発散されます。

⑤　無理強いをしないようにしましょう。