【保育時間】月〜金曜日:7:00〜18:00 / 土曜日:7:30〜18:30
【 休 園 日 】日曜日、祝日
2024.06.18
カエルの歌があちらこちらから聞こえてくる季節になりました。たんぼの中でカエルが元気良く泳いでいます。天気の変わりやすいこの時期は体調を崩しやすいので、十分に注意が必要です。衣服の調節にはいつも以上に気を配るようにしましょう。
今月は、「アデノウイルス」について・・・
☆症状 アデノウイルスは感染するとさまざまな症状を引き起こしますが、大きな特徴は三つです。
〇高熱(38~40度ほどの高熱)アデノウイルスの発熱は高熱が4~5日以上続くことが多く見られます。
〇咽頭炎(のどの痛み・腫れ)のどの腫れや痛みも強く、食べたり飲んだりすることも辛い状態になります。
〇結膜炎(目ヤニ・充血)充血や目ヤニなどで、目が開けられない程度の場合もあります。
症状は軽症で済む場合もありますが、5歳以下の小さな子どもは重症化しやすいため注意しましょう。
→アデノウイルスは重症化してしまうと、肺炎や脳症などの重い合併症が起こる危険性があります。
体調不良が続いたときに以下の症状が見られたら早急に病院を受診しましょう。
▲高熱が続いている ▲嘔吐を繰り返す ▲水分が取れない ▲呼吸障害 ▲ぐったりしている
咽頭結膜熱(プール熱)・・・プールで感染することも多いため、プール熱と呼ばれることもあります。
咽頭結膜熱は夏風邪の代表的な症状で、アデノウイルスの特徴的な症状である高熱・咽頭炎・結膜炎の症状全てが発症します。急な発熱、食欲不振、倦怠感などの風邪症状のほか、咽頭炎と結膜炎が併発します。
流行性角結膜炎・・・アデノウイルスが原因となる結膜炎で、はやり目とも呼ばれます。
ほかのウイルス性の結膜炎よりも症状は強く、目があけられないほどの目やに、充血、痛みなどもあります。
通常は1週間ぐらいで症状が改善していきますが、症状が悪化した場合には完治に数か月かかる事もあります。
ケア
■水分はこまめに与え、脱水症状に注意する ■酸っぱい物や塩辛いものはのどにしみるため避ける
■うどんやおかゆなど、消化とのどごしのよい食事をとる ■熱が高い時はこまめに着替えさせる
■目やには、ぬれたガーゼでふき取ってあげる ■お風呂は熱が下がってからにし、入る順番も最後にする
歯みがき
健康な歯を保つためには歯みがきがとても大切です。甘い物=虫歯ではなく、ダラダラ食べるのが一番キケンです!「食べたらみがく」を基本に、1日1回はお子さまの歯を見てあげましょう。牛乳などでカルシウム分を補うといった栄養バランスにも気を配りましょう。
☆歯ブラシ選びの基準
歯ブラシは、毛が平らに揃っていて毛先が粗くない物を選びます。歯科医院の先生に相談して購入するのが一番でしょう。歯ブラシの毛先が広がってきたら新しい物に交換しましょう。
◉こんな環境が虫歯になりやすい!
・冷蔵庫にいつもジュースや乳酸飲料を入れている
・おやつは歯に付きやすいスナック菓子などが多い
・乳歯の虫歯は生えかわるからと放置している
・治療すれば虫歯は治ると思って、予防をしなかったり、子どもが嫌がると歯みがきを怠ってしまう
・フッ素を塗れば虫歯にならないと思っている
・仕上げみがきをしていない
・歯の検診をしない
・食事の時間を決めない
・子どもの言うままにお菓子を買い与える
・電車や車などに乗る時、おとなしくさせるために甘い物を持たせる