【保育時間】月〜金曜日:7:00〜18:00 / 土曜日:7:30〜18:30
【 休 園 日 】日曜日、祝日
2024.08.21
夏ならではの遊びを満喫している子どもたち。猛暑が続いています。子どもたちは、暑さの中でも夢中になって遊ぶので、水分補給には十分に気を配りましょう。体調やケガに気を付けながら、楽しい夏の思い出をつくりましょう。
今月は、「とびひ」について・・・
とびひ(伝染性膿痂疹)とは、黄色ブドウ球菌などの細菌が皮膚に感染することで、皮膚に赤みのある水疱がたくさんできる病気です。かゆみが強いことが多いのが特徴で、水疱を掻きむしると菌が手について、さらにまわりに水疱が広がっていきます。
予防対策
まずは、皮膚を傷つけないことを日頃から意識することが大切です。そのために爪を短く切っておくことをおすすめします。
さらに、常在菌がひそむ鼻の穴や周囲を良く触るくせを控える、原因となる細菌を減らすために皮膚を清潔に保つなどが大事になってきます。それでも患部が出来てしまったら、石鹸をよく泡立ててやさしく洗い、シャワーでしっかり洗い流します。そして、ガーゼなどで覆って、引っかくなどして体の他の部位に症状が広がらないようにし、患部を清潔に保つことが第一です。
治癒するまでは入浴を控えてシャワーに変えることをおすすめします。洗濯に関しては一緒に洗っても問題ありません。
●食中毒●
食中毒は、細菌やウイルスが付着した者を口にすることが原因で、湿度の高い夏場に多く発症します。吐き気や下痢をもよおし、熱が出ることもあります。血便やひどい腹痛があったり、嘔吐を繰り返す場合は、すぐに病院へ行きましょう。
・菌の種類
食中毒の原因はたくさんあります。なかでも、ノロウイルス、ボツリヌス菌、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、病原性大腸菌、腸炎ビブリオ菌などは、特に注意が必要です。
☆予防法
・食事の前やトイレの後は、石鹸でしっかり手を洗う習慣を付けましょう。
・生で食べる野菜や果物はよく洗い、肉・魚などはしっかり火を通しましょう。
・食材の買い置きは控え、新鮮なうちに調理し、なるべく早く食べましょう。
・よくかんで食べると消化が活発になり、体内の菌の数を減らすことにつながります。